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新年ご挨拶

 
 

 

  自由花
大阪府本部年賀会で山口代表と
 
自由花
花材:椿 しだ クロトン カトレア 
   
 

 新年、明けましておめでとうございます。皆さま、良き新年を迎えられたことと存じます。

 

毎年のことながら、新年を迎えるたびに、数十年前に幼子を抱いた時の胸のときめき、緊張感、そして夢と希望を思い起こします。

それは真っ白い原稿用紙に最初の一文字を書くときの新鮮さにも似ています。私は時おり絵筆を持ちますが、白いキャンバスに何を描こうかと想像するときの心躍る思いにも通じます。

毎年、まだそのような初々しさや、緊張感や、新鮮さが持てる自分自身を、まだ若いのだと嬉しく思っています。

そしてそのたびに、次のようなサミュエル・ウルマンの「青春の詩」の一節を思い起こします。

 

「・・青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、たくましき遺志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増やすが、情熱を失う時に精神はしぼむ・・」

 

新政権になって初の通常国会である第174通常国会は1月18日に召集されます。会期は150日間、会期末は6月16日となる予定です。会期延長をしない場合、公職選挙法の規定から、夏の参院選は7月11日投開票となる見通しです。

 

政府は通常国会で、まず2009年度第2次補正予算案と2010年度予算案を提出する予定で、与野党による予算また様々な問題を巡る質疑が火花を散らすことになります。

 

昨年来、鳩山政権は「経済」「基地」「献金」の「3K」問題に揺れてきました。なかでも国民生活にとって今一番必要で、大事なことは景気・経済です。

政府の経済対策は、今年度第2次補正予算案が通常国会で成立しないと執行できません。公明党としてまず、十分な審議時間の確保を求めた上で、凍結されている第1次補正予算の凍結解除を主張していきます。 

また、2010年度本予算では、民主党マニフェストの実現を優先するあまり、歳入を大幅に上回る巨額の国債が発行されることになっています。民主党は再度、マニフェスト実行の優先順位を考え直すべきだと強く思いますので、この点も追求していきます。

 

懸案である沖縄の普天間基地移設問題は、政府が連立政権の維持を優先して、決着を先送りしました。一刻も早く市街地にある普天間基地の危険を取り除き、地元負担を軽減することを基本に政府の対応を追及してまいります。

 

首相の献金偽装問題は、昨年末に元秘書が起訴され、実母からの約12億円もの資金提供が明らかになりました。

私も含め、多くの国民が首相の金銭感覚のなさに驚いたのではないでしょうか。今後、鳩山総理の政治的、道義的責任や首相としての資質の問題を含めて、はっきりとした説明を求めていきます。

 

難問山積の鳩山政権は、通常国会冒頭にも大揺れする可能性があります。

「楔(くさび)を太く、深く」をモットーに、政府・与党にしっかりと楔を打ち込む論戦を挑みます。

そして、国民の皆さまから「やっぱり、公明党は地に足のついた着実な政治をしている、自分たちの生活を託すことができるのは公明党しかいない」との評価をいただけるよう、充実した論戦を行ってまいります。

 

昨年の衆院選で、公明党は歴史的な敗北を喫しました。迷走する新政権の不安と不信が募る中での、日本の船出となってしまいました。

夏には、党の命運をかけた乾坤一擲の参議院選挙が行われます。

 参議院でも単独過半数を狙う民主党と、党の存亡をかけて挽回を期す自民党の二大政党の構図の中で、公明党は厳しい選挙戦を強いられますが、決して負けるわけにはいきません。何としても東京、大阪の2選挙区完勝と、比例区8議席以上を勝ち取ってまいります。

 

 投票率にもよりますが、8議席をとるためには、1000万近い票が必要と言われています。参院選比例区で公明党が全国有権者の1割に当たる1000万票を獲得することができれば、希望と安心の日本を築く改革への力が飛躍的に拡大することになると思います。

 

 今、政治に何よりも求められているのは、難問山積の危機的状況を一つ一つ克服しながら日本の将来を切り開いていく力強いリーダーシップです。公明党が「新しい福祉・教育・平和をつくる公明党│『人道の先進国』日本へ」と題する山口ビジョンを提示したのも、そのためにほかなりません。

 

『職業としての政治』の中で、政治学者・マックス・ウェーバーは、国家存亡の危機に直面した政治・政治家に求められるリーダーシップの資質として3つ挙げています。それは、「洞察力」「情熱」「責任感」です。

残念ながら、マスコミや選挙を意識した口先だけのパフォーマンスにとらわれている鳩山政権からは、洞察力も情熱も責任感も伝わってきません。

 

しかし、公明党には、何よりも他の政党にはない誇るべき財産があります。

それは、「大衆とともに」の立党精神と、立党の原点に立脚して3000人超の議員が比類なき団結力で連携するネットワークの力です。

この特徴、持ち味を表す公明党の新しい旗印として、「KOMEIチーム3000」をスローガンに掲げました。山口代表の爽やかな笑顔のポスターとともに、今、このスローガンは全国に掲示され、浸透しつつあります。

 そして「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神は、大衆の苦悩を我が苦悩とし、大衆の痛みを我が痛みとして戦うということです。公明党は、地域に根を張る現場第一の地方議員に支えられた党として、住民の中に溶け込み、そこでキャッチした課題を、必要があれば、迅速にネットワークを通じて国政のテーマにしてまいります。

 

 課題は山積していますが、2010年が、国民の先行き不安を取り除き、新しい福祉、教育、平和をつくる人道の先進国・日本に向けて確かな一歩を踏み出す1年となるよう、私も力を尽してまいりますので、皆さまの温かいご支援を本年も宜しくお願いします

 

 
青少年問題に関する特別委員長
衆議院議員

 

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